【毒親・老害問題の講習会のお知らせ】
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数あるサイトのなかからご覧を頂き誠にありがとうございます。
カウンセラーの本橋良太です。
今日の話は「自分の信じたい価値観を家族に押しつけている事実に無関心で、家庭を崩壊させている親」の問題点です。
大人は自分の「当たり前」を誰かの幸せのために壊して改善できます。
小人は自分の「当たり前」に己のために執着して人生を破壊していきます。
後者が家庭をもっていれば家族の幸せを崩壊させる親です。
少し厳しい表現があるかと存じますが、本気で家庭を幸せにしたい方にご笑覧を頂ければ幸いでございます。
≪No6 親の「当たり前」を捨てないと家庭は崩壊する≫
2018年7月20日(金)
この世界に当たり前なことは一つもありません。
家庭を崩壊させないために親は自分の無意識の領域のなかに存在する「当然と考えている」価値観を解放させる必要があります。
言葉や行動のなかに現れる「当たり前でしょ」という主張よりも、自分でさえも気づいていない「当然」を解放させる姿勢が大切なのです。
なぜなら親の言葉にならないメッセージのほうが子どもに強く影響するからです。
女性は家事をやって当たり前。
子どもは学校に行くのが当たり前。
男性は会社で働くのが当たり前。
当たり前には感謝がありません。
当たり前の反対の意識が「ありがとう」です。
ありがとうは有難し。有り得ない難しいことが起きているという意味です。
当たり前は当たって然りです。それを受けとって当然という感謝がない心理です。
親の頭のなかにある「当たり前」は自分だけが盲目的に信じている世界を意味しています。もう少し厳密にいうと親が「このまま信じていたい、一生覆されたくない価値観」なだけです。
執着の心理が当たり前です。
しかし信じていたい世界のなかに真実はありません。色メガネで見ているからです。自分だけの思い通りにしたい
「欲」は真実を遠ざけるのです。そこに意図・思惑があるからです。
本当は「信じたくはないけれど、疑う余地のない情報を信じる」姿勢で真実が得られるのです。(ただし自分を改める気持ちがない人は、自分の当たり前を覆される話は見ません・関わりません・耳にいれません・無関心です。)
親が心の成長・成熟を求めていないと、自分の「当たり前の世界」をあるがまま見つめられません。心が小人だからです。
本当はその「当たり前」を捨てて新しい幸せの価値観をとりいれたほうが家族は調和するのに、未熟な親は今までと同じように楽な位置で信じたい世界に身をおくのです。自分が信じたい話をひっくり返すと多大なエネルギーと自己反省が必要になるからです。
解放したほうが良い価値観であるにもかかわらず、盲目的に信じている親が家庭を崩壊させています。
「信じたい・当たり前」は自我です。ただの自分の主張です。役に立ちません。
「誰かのためであれば執着したい当たり前でも覆す」は利他です。そして愛です。
自分の「当たり前」が家族を不健康にしたり不幸せにしたりしている事実に無関心な親は、実質的には家庭を支配している存在と変わりません。
マトモな親は自分が当たり前と信じている価値観や情報をチェックして、改善とブラッシュアップできます。自分の間違いを受けいれられる自己肯定感があり、自分を誇りに思えているからです。
「当たり前」とは自分で人生を変える自信がない親が主張するのです。
しかし時代はどんどん変わっていきます。
変わらないといけない状況で自我を主張していれば、家庭にとっても社会にとっても迷惑な存在になることは間違いありません。
変わらない自分、変わろうとしない自分は成長していない証なのです。今まで信じてきた価値観や当たり前を「家族」のために簡単に捨てられる親が大人なのです。執着している親は小人です。(大人は器の大きい人・小人は器が小さい人の意味で子どものことではありません)
point【気づいていない当たり前に気づこう】
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
カウンセラー本橋良太
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