もっちーです
子どもが親や周りの大人の気をひくために、大人が困ることをわざとしてしまうことがあります。
小さい子の場合だと、弟・妹が生まれた後にしてしまうことが非常に多いのです。
それは今まで自分が主役だったのに、お兄ちゃん・お姉ちゃんに自動的になってしまったことで主役を奪われてしまったからです。
親に怒られた子のセリフで、「好きでお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったわけじゃないもん!!」があります。
5・6歳になると、保育園・幼稚園で兄弟がいる子が羨ましがる子もいますが、 歳が離れていない兄弟・姉妹だとよくある話だと思います。
つい最近の出来事ですが、パート先の飲食店で法事後の家族内の会食で、1歳と3歳の姉妹がいました。
伯父伯母・祖父母など10名ほどの団体様だったのですが、どうしても1歳の妹が主役になってしまい、3歳なのに「お姉ちゃんなんだからちゃんとしなさい」という雰囲気だったので、お姉ちゃんは不満な思いと、自分が主役になりたくて必死に大人たちの気をひこうとしているの感じました。
不満からの行動だったのでしょう、食べ物を床に捨てたのです。
当然、家族の意識はその行動に一瞬にして集中し、そして、その子はお叱りを受けていました。それでも、彼女はその瞬間は主役になったのです。
その後、しばらくはお姉ちゃんの話題になっていたのですが、どうしても1歳の子の動きは愛くるしいのです。次第に、妹の方に意識が向き始めてしまいお姉ちゃんは不満がまた募ってしまったのでしょう、また食べ物を捨てたのです。
2度目なのでさらに強く怒られていましたが、彼女に反省はありません。「私を見て欲しい」という感情であふれていたからです。多分、ご家族には気がつかなったと思います、ただ私が彼女の心を見ようとしていたから気がついただけなのです。
大人であれば「怒られるぐらいなら・・・」と普通であればやらないことでも、小さな子どもは怒られてもいいから関心が欲しいと思うのです。
そう、関心をもらえなければ1人では生きていけないからです。
「私は・僕は、ここにいるよ。」と訴えているのです。
ただ、良いも悪いもまだ十分に理解していないだけの行動なのです。
良い子でいることが当たり前な日本の文化があるため、良い子でいては関心がもらえません。そのため、叱られても、怒られても関心がもらえるためなら悪いことをわざとするのです。
これは生きるための本能なのです。
悪い子に育ってほしくないのであれば、悪いことをしたときにダラダラとお説教をしてはいけません。淡々と「その行いは悪いこと」と教えてあげるだけでいいのです。
波動的な面では、子どもを怒っているその場はマイナイな空気が流れています。
親も子どもも、その周りにいる人たちも、そのマイナスな波動が流れている空間で幸せを感じることは100%無理です。
その空間に関わった人は、みな負の感情を抱くのです。
子どもをいい子に育てたいのであれば、良い行いをしたときたくさん褒めてあげるのです。
「良いことをすれば関心がもらえる」とわかれば、子どもはどんどん良いことをし始めます。
そして波動的な面でも、親も子どもも、その周りにいる人たちも、良いことをした子どもに「あなたはなんて素敵なの!!」という感じに褒めるプラスの波動は、「あ~、この空間良いな(*´ω`*)」と、みな幸せな感情を抱くはずです。
子どもの成長のためにも、自分自身の幸福感のためにも、そして世の中の調和のためにも、子どもの良いところをめいいっぱい褒めてあげましょう。
本橋 秀子
🍀ご覧頂きありがとうございます🍀
【PR】電子書籍 パブーにて販売中