毒親に育てられた夫婦が、アダルトチルドレンを克服するために始めた追究   10年かけて得た知識をご紹介します

【毒親】【家庭崩壊】子どもへのその愛情には、条件が含まれていませんか?

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条件つきの愛情とは、愛どころではなく、家庭内における巨悪の根源です。

 

なぜなら、親を無条件で受けいれなければ生きられない幼い子どもには、すべてを拒否する力がないからです。

親も幼い子どもも「子どもは親がいなければ生きていけない」という当たり前を認知しています。一方、大人は「子どもがいなくても社会で生きていける」という常識も同時に認知しています。

親は力がある存在、子どもは親の力に依存するしかない存在、という状況のなかで「○○したら認めてあげる」「○○できたら愛してあげる」という要求は、現代の最も悲劇的な親子問題といえます。

 

条件付きの愛情は「そのままのあなたではいけない」という観念で子どもの心を深く傷つけ、強い劣等感をあたえるのです。劣等感を患ってしまった子どもは、将来、幸福だと感じれることが困難な人生になってしまいます。

このような指摘をしたとしても「この子のために・・・」などを発言し、本音を誤魔化す親は多いでしょう。 しかし、子どもの弱い立場を認識している状態で、自分の要求を受けいれてもらおうとする人間性は、正しい行いといえるのでしょうか?

条件付きの愛情を『愛』と勘違いしている親は、子どもの立場を正しく尊重できていないため、人間性が非常に不誠実です。

もし、親自身の存在を軽く扱う立場の強い人間から、何かしら理不尽な要求をされたら強い嫌悪感を抱くはずです。大人なので完全に拒否することは可能ですが、幼い子どもは拒否できません。自分は拒否する権利を主張しながら、拒否できない子どもの立場を考慮せず要求する点が、非常に不誠実だと判断する理由です。

 

子どもは無条件で親を受けいれるだけではなく、どんな親でも無条件で愛そうと努力します。 子どもは親に愛して欲しくて、自分に関心して欲しくて、たとえ不誠実な要求であっても、懸命に受けいれて関心を得ようとするのです。もちろん、親の誠実な本当の愛情を諦めているわけではありません。(純粋に「親を信用したい」という気持ちが、子どもの心にある時までですが。)

つまり、条件付きの愛を与えようとする時点で、親は子どもにたいして支配的であるということです。 

当然、支配的な家庭に明るい未来がくることはなく、将来、子どもが自立できる年齢にたっしたとき、親子の関係に何かしらの大きな問題が現れることでしょう。

 

また重要なポイントは、「○○したら認めてあげる」「○○できたら愛してあげる」と言葉で伝えていなくても、親自身の心のなかで条件付きの愛で子育てをしていたら、結果は同じです。

言葉で伝える、伝えないは関係ありません。子どもは親の言葉にならない潜在的な要求を認知できる天才だからです。それは、それほどまでに子どもにとって、親の関心はなくてはならないものだからなのです。 

 

 将来大きな家庭問題(最悪な場合は家庭崩壊)を引き起こさないためには、「なぜ条件付きでないと、子どもを受けいれられないのか?」という点を親自身が深く洞察し、条件付きで子どもの存在を認める行いを今すぐ辞めることです。

なぜなら、親自身が「他人の条件を満たさなければ価値がない」と頑なに信じているからです。

「そのままでは価値がない」という自分自身に対する強迫観念があるから、子どもにも強迫的になるのです。世間の常識であろうと「そのままでは価値がない」からこそ「他人にとって価値ある存在にならなければいけない」という考え方は、100%間違っています。

顕在意識や潜在意識のなかで「そのままでは価値がない」という精神状態だから、条件が必要となり、他人の目を気にしてビクビクしながら生きる必要性がでてきてしまうのです。常に外の世界から認知されるために焦り、幸福を手放しているのが現在の日本人です。

 

親としての自分も、子どもの存在も「そのままで十分、価値がある」。その絶対的な価値観は未来永劫かわりません。そのうえで、社会で快活に生きていける方法を愛をもって親子で一緒に学んでいく姿勢が、今、家庭に求められています。

 

 

誰もが今のままの自分に価値をみいだし、本来の才能を生かし、幸福な人生を歩んで行けましょうに。

 

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