【No46 実力を出す必要はない。】
2018年8月23日(火)
実力は勝手に出てしまうものです。
力んで出るものではありません。
つまり実力を発揮する必要はないのです。
それよりも普段から本番を意識して練習することです。
本番を意識した練習を毎日行えば、実力は勝手につきます。
実力を出そうと力んでいると必ず体は緊張します。
緊張するとギュっと体は硬直しているので、力がでません。
ただ練習をたくさんすればするほど緊張が強くなる人もいるでしょう。
しかし人間はずっと緊張ができない存在でもあるのです。
どんなに高い緊張を求められる行為・場所でも、脳は永延に緊張するのを嫌がります。エネルギーを消耗するのは最も脳が嫌がる問題なのです。脳からすればエネルギーの消耗=死の意味。
この作用を緊張する人は利用します。
「どんなに緊張しても良い」と覚悟するのです。
緊張の連続で体が強ばっていき体がカチカチ硬直し、たとえ顔が濃く赤面したとしても、そのまま究極の緊張状態を目指します。
緊張を覚悟しているので自分と脳の勝負状態にはいっていきます。ただ脳は諦めが早いので、わりとすぐに緊張状態からリラックス状態にスイッチを切りかえてくれます。交感神経から副交感神経のチェンジですね。
この高い緊張状態を突きぬけて、リラックス状態にはいったとき「普段の本番を意識した練習」が発揮されるのです。高い緊張状態をこえると普段の自分があらわれます。
練習してきた人はその波にのれます。
練習していない人はその波になれません。
それがなにかの本番で実力を発揮する人と発揮できない人の違いなのです。
たくさん練習しても緊張の覚悟がないと本当の力をだせるリラックス状態にはいれません。大気圏突入して突破するイメージですね。
普段から練習していなければ、そのときだけ緊張の覚悟をしていても、リラックス状態にはいったとき「なにも用意してこなかった自分」があわられるだけです。
緊張して失敗しても良い覚悟と普段の練習で本番は決まるのです。
point【緊張はどんと来い。そして普段の生き方で勝負】
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本橋良太
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