【No24 一人で行動できない人が「ひとりぼっち」になる。】
2018年8月1日(水)
なぜ一人で行動できないのか?
それは「その場」の責任を一人でとりたくないからです。
その場が楽しければ一人でも平気です。
しかし、つまらなければ一人では苦しい。
つまらないものを体験してしまった責任は重たいと知っているので「誰か」を求めます。
まずリスクを分散する目的で「誰か」を求めている時点で「誰か」に失礼です。
一人で行動できない人は一緒に来てもらう「誰か」に関心していないからです。
「ひとりぼっち」になる理由のまずひとつ目は、人間にたいするリスペクトの無さです。もうひとつは、リスクを分散して責任を回避するのでメンタルの成長ができない点。
一人で傷つく恐れを感じて「誰か」を求めて、常に二人以上で行動していると勉強になる情報を吸収できません。
自分で「体験したい」という欲求から行動して、結果はさんざんであっても一人なら必ず成長します。心が傷つき、自分の未熟さをいやがおうでも直視しざるを得ないからです。
うまくいかなかった・つまらなかった・二度と体験したくないなどの失敗を次はどうすれば上手くいくのか?と活かせるのです。
しかし一人で行動できない人は常に誰かと一緒なため、失敗しても心の傷つきがマイルドに感じます。本当は傷がついているのですが、「なんとなく」しか感じないのです。この点に成長ポテンシャルの違いが存在しています。
グサっと心が傷つけば自ずと人は真剣になります。
人間を尊重しない人と成長しない人は魅力的ではありません。
魅力を失うと誰も近寄ってこなくなります。
一人で行動しない人の運命は「ひとりぼっち」なのです。
人間を尊重する人と成長する人は魅力的です。変わるからです。
どんどん魅力的になれば人はどんどんその人に引き寄せられていきます。
本橋良太