【No20 毒親は必ず家庭を崩壊させます。】
2018年7月28日(土)
毒親の最大の問題は、自分が毒親だと気づいていないことです。
この無関心さが家庭を崩壊させるのです。
家庭には必ず関心が必要です。
関心とは「逃げたい・避けたい・意識したくない」という気持ちになっても健全な人間関係のためであれば、相手を一度は受けいれて関わりをもつ姿勢を意味しています。
人や家族を愛するには、自分にとって「都合が良いことだけ受けいれる」では不可能です。
「愛しにくい対象・受けいれたくない出来事」と対峙し自我を内省して、許しあって関わっていく姿勢で愛は大きくなるからです。
毒親は自身の恐れから自己無関心→他者無関心になっているので、家族を見ているようで実は見ていません。
たとえばですが、この話を毒親にしたとします。
しかし毒親は自身の無関心さに気づくことはありません。
それは、あなたの存在に無関心だからです。
「この人はなにを考えて・どんな感じで・どんな気持ちで・なにがしたくて・なにがしたくないのか?」に関心できない人が毒親です。
家族や人に関心する=自分自身にたいする恐れと欲を見つめなくてはならない義務を感じるので、毒親は無関心に執着します。
現在はたくさんの家庭が崩壊にむかっていますが、あまり気づかれていません。
無関心という心の病気が蔓延しているからです。
無関心の治し方は本人が「気づきたくないもの・ずっと信じていたいと執着しているもの」に「真実」を求める姿勢で必ず治ります。
ただ、やはりどう生きるのかは本人次第です。
本橋良太