【No10 縁を切れないのは愛がないから。】
2018年7月18日(水)
人には出合いと別れがあります。
人は出合いを良いものと判断して、別れを嫌なものと考えます。
しかし本来、出合い・別れの価値は同じものです。
優劣はないのです。
人間の人生には自分を守るため・大切な人を守るために、縁を切らなければならないタイミングが必ず一度はやってきます。
愛のない人は世間の常識や嫌われる問題を恐れて、自分の保身から縁を切らず「なんとなく」の人間関係をつくります。
愛のある人は世間から「おかしい」といわても、たとえ懇意にしてくれた人から嫌われたとしても、自分と大切な人を守るためであれば縁を切るのです。
あきらかに縁を切らなくてはならないのに、縁を切れない人は実は自分のことしか考えていません。一見、誰とも縁を切らない人はやさしく見えますが、実は自己中心的なのです。
自分が困ったり大切な人が困ったりしている不誠実な人とは愛をもって縁を切りましょう。縁切りには嫌われる覚悟と愛の有無が試されているのです。
カウンセラー本橋良太