【No3 失敗談以上に人に役立つ話はない】
2018年7月16日(月)
人は失敗談を聞くのが好きです。
具体的で為になる話が多いからです。
失敗を隠さず明るく話せる人は器の大きさを感じてうれしくなります。
失敗を隠す人は一緒にいると自分まで小さい人間になってしまいそうで避けたくなります。
また苦労話を聞いてもらうのと失敗談を聞いてもらうのは違います。
苦労話は聞いてもらえる人に関心していないただの愚痴です。
失敗談は聞いてもらえる人に関心しているやさしさの提案です。「こう生きると恥をかかないよ・こう行動すると最悪的な失敗は避けられるよ」という提案ですね。
失敗している人の話は現実的で重たく未来を感じさせてくれます。
挑戦をすると失敗が多くなります。
挑戦をしないと失敗ができません。
失敗のカギは挑戦の一言です。
もし挑戦する人生を選ぶのであれば「誰かのために」が大事です。
自分の行動のなかに「誰かのために」を意識すると人に役立つ失敗ができるからです。
私ごとですが、
僕は高級ホテルのラウンジでこれでもかというほど、恥をかいたことがあります。
僕の未熟さで家内にも恥をかかせてしまいました。本当に二度と味わいたくない体験でした。
ボロボロの洋服を着てホテルの支配人(たぶん)らしき人に、けちょんけちょんな扱いをされました。完全に僕が悪い。高級ホテルでは汚いジーンズは大迷惑だからです。
高級ホテルのラウンジは僕のひとつの挑戦でした。しかし見事に玉砕です。欲しかった結果は180度違い、あまりにもショックで一人で風呂場で泣いたほどです。
ただホテルのラウンジで恥をかかない方法は失敗談をとおして伝えることができるようになりました。失敗談は聞いた本人も恥をかく可能性を避けられるため、人は関心してくれます。
グサっと心に突き刺さった失敗だったので、「次、どうすれば傷つかないのか」を正確に伝えることができます。たとえ、うまくできなくても最悪的な失敗は避けられる方法を身をもって知ったのです。
「誰かのために」と意識するとたとえウ〇チを全力でふんで転び、たくさんの人に見られて、なおかつウ〇チが靴にのるような失敗をしても、役立つ方法を提案できるのです。挑戦をすると人に役立つ失敗があるので、もっともっと挑戦したくなります。
するといつか成長している気づいて「誰かのために」と「挑戦をする」意識で生きてて良かったな~と思うのです。
本橋良太