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カウンセラーの本橋良太です。
今日の「15歳から考える家問題」は、「自己都合・勝手な自分の夢を子どもにおしつけてくる親の問題」の対処を書かせて頂いております。
自分の夢をおしつけている親・夢を子どもにおしつけている自覚がない親は未熟です。子どもに関心していない自己心理に気づいていないからです。
無意識の心理のなかに存在する「子どもにたいしての所有欲」が夢をおしつける行為につながっているのです。このような親に困っている方にご笑覧頂ければ、幸いでございます。
≪No4 親の夢をおしつけられたとき、どうするのか?≫
2018年7月8日(日)
子どもに自分の夢をおしつける親の特徴は『不幸』なことです。
幸せな親であれば自分の夢を他の存在におしつけることはあり得ません。そして「自分の夢を受け継いで欲しい」と間違った欲求をもつことさえないのです。
なぜなら夢をもたなくても、果たさなくても、今の日常から幸せを感じられるからです。幸せな人は自分の責任をこえる欲求をもつことはありません。
幸せはいつも【今】からしか感じられないものなのです。
子どもが【今】に幸せを感じられない親の夢を背負い言われた通り努力した結果、本当に叶えたとします。 (例えば、東大に入学など)
親は本当に満足できるでしょうか? それは不可能なのです。
・子どもが生きているだけで満足な親。
・子どもが「何か」を到達しなければ満足できない親。
結局のところは、この2っのパターンの親しか存在しません。「今」の子どもの存在に満足できない親は、常に心の意識が「満ち足りない」という悲しい状態で生きているのです。
「悲しい状態」で生きる親は、すべての出来事に悲しみは発見できても、幸せに気づけません。
そのため子どもが自分の夢を叶えてくれたとしても、その出来事からまた悲しい部分を見つけては不幸になっていくだけなのです。
では、罪のない子どもが親に夢をおしつけられたとき、どうするのか?
親や大人がなんといおうと「夢がなくても人は幸せになることができる」と【今】から気づいてしまうことです。
犬や猫をみてください。
彼らは夢も目標ももっていませんが、愛してくれる飼い主がいればとても幸せな表情を見せてくれます。
夢をもつ重要性を語る親や大人の表情をそのまま見つめてみてください。
「この人みたいな大人になりたい」とあなたの心は感じていますか?
【夢の達成と幸せに因果関係ない】と気づいた子どもに、大人が夢をおしつけることはできません。
夢をかなえた人のその後の人生にもぜひ、関心して欲しいと切に願っております。
point【幸せに目標はいらない】
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
カウンセラー本橋良太