数あるサイトのなかからご覧頂き誠にありがとうございます。カウンセラーの本橋良太です。
今回の「毒親の対処法」は関心・無関心についてです。
関心とは愛です。無関心とは恐れです。
心が恐れでいっぱいになった人は自己信頼を欠乏させているため、自分よりも外の世界が感じられなくなります。これが毒親が患っている心理的な病気なのです。
外の世界には、あなた(子ども)も存在します。しかし毒親はあなたを感じられません。あなたを感じられない人は親とはいえません。
少々厳しい表現の内容ですが、ご笑覧頂ければ幸いでございます。
≪No5 毒親はあなたを100%見ていない≫
2018年7月6日(金)
毒親はあなた(子ども)のことを見ていません。
目には入っているのですが、関心をしていないのです。
毒親問題で苦しむ人は毒親の「見ていない」を知る必要があります。
「子どもを見る」とは、子どもの存在から現れる気持ちや感情、考え方、欲求、そして「今」どんな状態なのか?を知ろうとすることです。
相手を理解しようとするときは相手に関心しなければなりません。
相手を理解しようと思っても相手に関心していなければ不可能です。
子どもは親に関心します。子どもにとって親は愛して欲しい存在だったからです。自分を一番理解して欲しい存在だから、たとえ親が大泥棒でもその仕事を理解しようとがんばります。
毒親は子どもに無関心なのです。なぜなら毒親自身が自分に無関心だからです。
通常、人が外の世界に無関心になってしまうと、衣食住にたいする安全と快楽しか求めなくなります。
つまり毒親性が高い人は、子どもを衣食住を成立させるための道具としての判断しかできなくなるということです。
「毒親から実は見られていない」を理解できない、感じられない人が大切なエネルギー(精神力・体力・お金・運気・時間)を自ら提供したり、奪われたりしているのです。
無関心の原因は自分という存在の恐れで自己を喪失させてしまったからです。顕在意識・潜在意識・無意識の領域が恐れでいっぱいになったとき、人は「自分」を放棄します。
自分を捨てた人は外の世界に関心できません。ただ衣食住にかんする安全と快楽に興味を示すだけなのです。
関心してくれない人とそばにいると幸せになれません。
関心してくれない人に関心を求めると必ず人は不幸になっていくのです。
point【関心されていないという感覚を身につけよう】
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
カウンセラー本橋良太