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猛毒家庭の解毒法 54 自分も家族も不幸にする毒親性について

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「自分の親が毒親かもしれない」「もしかしたら私は毒親なのでは?」と、多くの方が毒親性に苦しんでいらっしゃいます。

その毒親性について大きな3つのポイントをご紹介します。

 

 

 

未来を見ようとしない毒親たち

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毒親の末路は極めて悲惨です。

しかし、自分の未来に大きなアクシデントが用意されている問題を可視化できない特徴を毒親はもっています。

 

なぜなら毒親は、日常をとりまくすべての物事にたいして安易に高をくくってしまう習性をもっているからです。

 

とくに、人の心を軽く扱う習性に気づかないことが、将来の人間関係を破壊する原因になります。

 

しかし、毒親は気づくことができません。

 

point【一人ぼっちが良ければ毒親性を捨てる必要はありません】

 

差別意識を捨てられない毒親

 

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 面と向かって「差別している」といわれれば、ほとんどの人は「差別なんて、していない」と否定します。

しかし心の奥に劣等感をもっていれば、【差別意識】は消えることはありません。

劣等感とは、表面よりも無意識に張りついている心理のほうが強力に働きます。

 

「自分なんて・・・」「私よりもあの人のほうが・・・」「どうせ・・・」などを思っていたり、言葉にしたりする人は劣等感をもっている人です。

 

劣等感は「自分はそのままでは価値がない」とすり込まれた、いわば洗脳です。

しかし、洗脳されたまま快活に生きていくこはできません。

 

前向きに劣等感を克服する方法を選べれば良いのですが、多くの人々は後ろ向きな方法で劣等感の傷に対処しようとするのです。

 

それが【差別意識】です。

 

隠れた心理のなかに、誰かを馬鹿にしたり見下したりすることで優越感を感じ、自分の存在が浮かばれた気持ちになるのです

 

自分の劣等感を癒すために優越感を手放せない、つまり心のどこかで【差別意識】を所有しているということです。

 

毒親は劣等感の塊のような心理のため認知しませんが、心のなかに堅く【差別意識】をもっており、決して捨てようとはしないのです。

 

point【差別意識を素直に認めないと毒親性は解放できない】

 

子ども夫婦の離婚の原因となる毒親

 

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毒親は、子どもの夫婦関係を破壊する大きな原因の一つにもなります。

 

ただしこの事実を毒親や他人に伝えても、「それは、おかしい」といわれてしまう危険性が非常に高いのです。

 

では、なぜ毒親が子どもの離婚と強く関係しているのでしょうか?

 

毒親に自分のエネルギーを吸い取られるなど理由はたくさんあげられますが、毒親が毒親として不誠実に生きている現実を、周りの人たちもなんだかんだいって受けいれている。許している雰囲気が伝染することが、一番大きな離婚の原因といえるのです。

 

この空気は、立場の弱い存在(お嫁さん・お婿さん・お孫さん)の権利を奪います。

 

不誠実であれば、親でも怒られなければいけません。

我がままであれば、親でも叱られなければいけません。

 

人であれば当然の叱責を受けなければならない人間性をもっているにもかかわらず、なにかを理由に許されている状況は【誰かの権利を奪うこと】でやっと平坦になるのです。

 

家庭に来てくれたお嫁さんや、お婿さんの立場は非常に弱いです。

彼らの権利を吸い取ることで毒親は今まで通り自身の我がままさを発揮している現実があるのです。

 

当然ですが、権利を吸い取られた人のぶつける場所は【夫婦関係】や【親子関係】にしかありません。

 

point【毒親には厳しく対応しなければ、自分の家庭が崩壊する】

 

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