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心の処方せん 68 【孤独の原因】 愛されなかった人の孤独感の手放し方3選

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孤独感は自分を見つめないかぎりずっと無くならない、ずっと・・・

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  孤独感は他人に癒しを求めても解消されない

孤独感とは、目には見えない【心と心のつながりが無い状態】から生じる、一人ぼっちな感情です。

 

ついつい人は自分に関わろうとする日常を疎かにしながら、他人からのコミュニケーションを求めがちです。

 

しかし孤独感とは他人ではなく、自分自身との見えないつながりが無いため生じる気持ちなのです。

他者とのつながりに気をとられていては、孤独感を解消させるための答えは一生見出すことはできません。

 

自分に無関心で生きる人は、周りにとても親切で心やさしい人がそばにいたとしても、一人ぼっちという気持ちや、わびしい気持ちが消えることはないのです。

 

自分との心のつながりを失っている問題に気づいていない人は、他人の「真実」が見えません。自分の存在・感情・考え方を真正面から直視していないからです。

それは同時に、他人の存在・感情・考えを無視している状態といえます。

 

自分の本当が見えない人、見ようとしない人は、外の世界の本当がわかりません。

本当の自分とは分離しているため、外の世界にたいしても分離してしまい孤独感を感じているという意味になります。

 

どんなに家族がそばにいても、夫婦でいつもくっついていても、友達がたくさんいたとしても、自分との心のつながり、つまり絆が結ばれていなければ大切な関係の人はすべてあかの他人となってしまうのです。

 

【体と体が物理的に近い】=【心と心の絆がある】わけではありません。

そばにいるだけでは絆は生まれません。

 

日常生活で「自分と真摯に向き合うのか?」それとも「本当の自分を無視して他人からのコミュニケーションを待つのか?」では、人生の幸福度は180度違ったモノになります。

 

この世界は「本当の自分を見失うための仕組み」であふれています。

自己を損失して分離した人が多ければ多いほど、うまくコントロールができるからです。 

狼は群れを狙いません。必ず群れから離れて孤独になった存在を狙います。

 

そして、自分と大切な人と分離していく人生に幸せの体感はないのです。 

自分と大切な人と分離する人生は、愚かで凄惨な恐ろしい結末をむかえます。

 

孤独感から自分を遠ざけて、自己を頼りにして、大切な人を抱きしめて生きる人生は必ず人間の命題になります。

 

しつこいようですが、孤独感の癒しを他人に求めても決して手に入りません

必ずあるがままの自分を見つめ、そのままの自分を肯定し、さびしさの原因を内向する行為をもってでしか癒されることはないのです。

 

極端にいえば、人間は孤独感を癒す目的でこの世界をさまよっているといっても過言ではありません。

 

孤独感の反対は一体感。その一体感が外の世界にあることはなく、常に自分のなかから始まるのです。

 

具体的にどうすれば孤独感を手放せるのか?

 ここからは心理カウンセラーとして、具体的な提案を書かせて頂きます。

 

私は、ブログや動画で何度もお話させて頂いておりますが、どんなにたくさんある問題も、どんなに大きな問題でも、必ず本質は一つということです。

 

解決策は無限にありますが、本質は一つだけです。

 

一見、荒れ果てている人生で、孤独感を克服できるなんて思えもしない状況であっても、本質さえつかんでいれば100%解決ができます。お約束いたします。

 

その本質とは自己愛です。

 

シンプルなお話ですが、自分を愛する道100%で進んでいけば、必ず解決策は功を奏し問題はいつか消えていきます。

 

諦めないとは、物事の達成・結果を諦めないのではなく、自己愛を決して手放さないという覚悟を意味しています。これさえあれば、必ず孤独感は解消できます

 

自己愛を諦めない覚悟を前提に孤独感を手放す解決策を3点、紹介させて頂きます。

 

孤独感の手放し方3選

 1 自分の意思決定がない状態で他人とコミュニケーションをしない

☆ 理由☆

孤独の原因はいつも自分に存在します。

しかし孤独感を強く感じている人ほど、他人からの行為ばかりを求めてしまい自分の行いを省みる姿勢が乏しいものです。

 

極端なことをいうと孤独感を感じる人はギブアンドテイクの意識よりも、相手からの【ギブ】しか見えていない状態が多いのです。

 

コミュニケーションの基本は【お互いさま】です。

お互いさまの精神がなければ、どんなに密接した関係でも長続きすることはありません。

 

孤独に陥らないために大切な姿勢はまず「自分がどうしたいのか?」を決めることです。

これは自分の欲求の大きさを決定する意味になります。欲求が意思決定されれば他人の欲求も見えてきます。つまり他人とコミュニケーションの土台をつくったということです。

 

欲求には限りがありません。しかし限界を決めていない欲求を他人にそのままぶつけてしまうと、【甘え】な行動になってしまいます。

 

甘えた行為を繰り返していれば、いつか他人は見切りをつけて去っていく可能性が非常に高いのです。

 

【相手ではなく自分】

まずは「自分がどうしたいのか?」という結論を出してから、コミュニケーションを試みましょう。

 

2 自分の心のなかにある「物理的執着」をひも解く

☆理由☆

孤独感の原因は、目には見えない心と心が分離しているため生じる気持ちです。

この孤独感を癒すためであれば人はどんな愚かな行いでもします。本当に気をつけなければならない問題といえます。

 

そして孤独感は【物理的執着】が多ければ多いほど強くなっていきます。

なぜなら物の反対の概念が【心】になるからです。

 

つまり、お金・大きい家・地位や名誉・甘美な衣食住に執着している人は、孤独感を患う危険がとても高いということです。

 

【物】に幸せはありません。孤独感も癒してくれません。

 

幸福を感じるのは【心】であり、孤独感を感じているのも【心】です。

 

とくにお金はたくさんの人が求めている物ですので、【お金=パワー】と判断しがちです。

「お金さえもっていれば他人は寄ってくる」と心の奥の奥で確信している人は、すでに孤独になっている可能性が高いのです。

 

【物が人を幸せする】のではなく、【どんな物でも満足する心】をもった人が、幸せになれるのです。

 

孤独感で苦しむ人は心と心のつながりを意識して、物理的執着を見つめる姿勢が何よりも大切になります。

 

*ご注意*

今、保有している物を放棄したほうが良いというお話ではありません。

今、もっている物はいっそう大事にして生きていき、もっともっと心を見つめていきましょうというお話をさせて頂きました。

 

3 自己愛で信念の土台をつくる意識が大切

☆ 理由☆

孤独感に苦しむ人は、甘い言葉にとても弱い傾向があります。

それは自分・他人との間に心のつながりが欠乏しているため、共感体験(さびしいね・うれしいね・幸せだねという気持ちを人と交流させる体験のことです。)が少なくなっているからです。

 

しかし、甘い言葉をまに受けて良いことは一つもありません。

孤独感をもっている人はさらに甘い言葉を求めてさまよい、最後は不誠実な人に騙されたり詐欺にあったりする問題があるからです。

 

甘い言葉を防ぐには、ブレない信念の土台をもつ必要があります。どんなに巧みで甘い言葉でも、信念の土台があれば騙されることはありません。

 

信念の土台の中心要素は【自己愛】です。

自分をしっかりと肯定する、受けいれる、愛するという道により手に入った土台は、頑迷さを消滅させたブレない信条を形成します。

 

また土台のうえに信念・信条がしっかりと立てば、孤独感とも無縁で生きられます。

自己の信頼を勝ち取った人は、自分とのコミュニケーションが容易になり、外の世界にたいして恐れがなくなるからです。

 

自分を愛する努力は時に厳しい側面もありますが、必ず人に幸せをもたらしてくれます。

 

*最後に*

 「孤独の原因は、外ではなく必ず内にある」と聞いた人は、少し厳しい印象をもったかもしれません。

自分を見つめる作業は自己の真実にふれる行為になるため、やはり困惑したり拒否したりする場合もあるでしょう。

 

しかし、ひとついえることがあるとすれば、孤独感を解消するために「自分を省みる」姿勢は必ず楽しくなるということです。

なぜなら、自分の本当の喜び・愛しさ・楽しみが体感することができ、もっともっと自分を幸せな方向へ導けていける要素に気づけるからです。

 

真実の自分が抱える悩みは怖いかもしれませんが、解放できれば本当に心が楽になりスッキリとします。

そのなかで自分にたいする孤独と大切な人との孤独が無くなれば、幸福の道が現れたといっても過言ではありません。

 

今日から少しずつ、でも、確実に孤独を手放す道にすすんでみませんか?

 

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 

 

🍀ご覧頂きありがとうございます🍀
心理カウンセラー 本橋良太

 

 

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