心と家庭のコンサルタント
カウンセラー 本橋良太です
実際に家庭の猛毒に苦しんでいる方に向けて、『自分らしく生きるためのエッセンス』
世の中には、離婚ができない、離婚する勇気もない自分を棚にあげて、自己を内省する姿勢を放棄し、子どもに精神的な夫婦の責任をおしつけているのにもかかわらず、大人の顔をして平然と生きている人がいます。
この親は100%毒親です。
親は子どものために離婚しないのではありません。自分が離婚するほど実力も勇気もないだけです。
もちろん実力がない・勇気がない問題は悪いことではありません。
しかし夫婦の離婚問題を子どもに背負わせて、「あなたのために」と見返りを求めるような姿勢はあまりにも人間性が低い生き方です。
「子どものために離婚しない」をいう親は家庭を幸せに導くことができません。なぜなら自分の責任を放棄している問題だけではなく、まだ成熟していない子どもから愛や関心を得ようとしているからです。
子どもが家庭でしなければならないことは、まず独りで生きる力をつけることです。親は独立心を子どもにもってもらうため、サポートする義務があります。子どもが外の世界に飛びたったとき、独立心がなければ生きられないからです。
「子どものために離婚しない」というセリフをいう親は、子どもの精神的サポートはおろか、自分の責任を押しつけて逆に愛を求めています。この状況は親子関係が逆転しており、子どもが親の役割を要求されていることと同じです。
本来であれば【無償の愛】を親からもらい、自信をつけて独立心を養う時期に、親子関係が逆転し、愛情を求められた子どもは自己の存在を否定するようになっていきます。
自己否定を心理的にかかえた子どもはコミュニケーション障害・依存症・うつ病などの心の病・暴力的・自殺など、さまざまな深刻な問題と直面するようになるのです。
毒親問題などで苦しんでいる人は「子どものために離婚しない」などの言葉は100%相手にしてはいけません。
ただの甘えた大人が苦しまぎれに口にする、してきたたわごとだからです。
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