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精神問題の哲学 46 【恨みの気持ちに隠された未熟な欲求】

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 心と家庭のコンサルタント
カウンセラー 本橋良太です

 

メンタル・人間関係・アダルトチルドレンなどの問題をまとめました 

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恨みの感情は「とある問題を起こされた自分自身を許せない心理」と「同じ被害を二度と受けないために強く記憶に残そうとする心理」が合わさった気持です。

 

恨みの感情は自分自身を守る側面と、次の幸せの扉を開けないようにする側面の両方をもっているのです。

 

恨みを解放したい場合「人が恨みの感情をもつことで何を得ているのか?」という冷静な判断が効果を発揮します。

 

悲しむ・怒る・恨むというネガティブな感情は、自分自身を守ると同時に「都合の悪いものを隠せる作用」があるのです。

問題を起こした人にたいしてネガティブな感情をもつことで「自分が本来、向き合わなくてはならない問題」を無関心になれるため、そのような感情をもつ人は多いのです。

 

恨みをもっている人が幸せを自ら手放してしまう原因といえます。

 

人は「自分を許せない気持」になかなか気づくことができません。しかしこの気持ちに気づかないと体と心はゆるむことができず、不健康や心の病気になってしまうことも多いのです。

 

恨むことで「もう二度と・・・。同じ被害にあわないようにしたい!」という欲求は人として当然です。

しかし【自分自身を許せない心理】は手放さなくてはなりません。幸福を手に入れるとは変化が必須で、自分を許せないとガチガチに固まった心では変わることができません。

 

次の扉を開けるのが怖いから恨みを捨てられない人。

本当は変化をして幸せになるよりも今のまま「現状維持」をしたいから、ネガティブな感情を捨てられない人。

状況はさまざまです。

 

一歩進む勇気がない理由を自分以外に放っても、現実が前向きに動くことはありません。

 

正当性のあるネガティブな感情の裏に隠れた欲求を見つけて受けいれることで、幸せの扉を開くことになるのです。

 

 

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