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もくじ
なぜ毒親性を捨てる必要があるのか?
毒親が存在しているかぎり、家庭の未来に安らぎは望めません。
なぜなら、自分と周りの人を大切な存在として尊重ができない心理が『毒親性』の特徴だからです。そして毒親性が解放されなければ本人も不幸が極まっていき、最悪の最後を迎えるようになるのです。
親としての幸福、人としての確かな安らぎは、『毒親性』の解放がなければ決して得られません。
深層心理に極度な幼児性・自己評価の低さ・劣等感・欠乏感、そして満ち足りない心から生じる、優越感・名誉欲・支配欲・見栄・嫉妬などの感情を抱えていれば、あたたかい人生と無縁な生活をおくるようになるのは当然といえます。
しかし、ほとんどの親が自身の毒親性に関心することなく生涯を終えている現実があるのです。
本来であれば、享受できる幸福をもらえないまま生涯を終えているということです。
また、毒親は大切な人とのコミュニケーションがうまくいきません。自己を否定している人が、他人と絆を深めることはないのです。
大切な家族と心・情緒の交流が成立しなければ家庭内におけるトラブルも増えていき、未来の家族に閉塞感や不調和な雰囲気が覆うことになります。
自身の毒親性を解放しなければ勝手に良くなることはなく、ますます家族問題に頭を悩ませる日々になっていくのです。
そのなかで、自分の毒親性に少しずつ気がつく人もいるでしょう。
その直感を決して手放してはいけません。安らぎの未来がその気持ちにかかっているからです。
遠慮なく申せば、この世界の親のほとんどは大なり小なり毒親性をもっているのです。そのため、自分が毒親だとしても「おかしいこと」と恥ずかしがることは決してありません。深刻な問題は自分と家族を不幸にしてしまう心理である毒親性に気づかないで、そのまま生きながらえることだからです。
point【毒親性をもったまま幸福になれる人は存在しない】
毒親と気づき始めた人はなにをすれば良いのか?
step1 家庭の状況の「見えていない部分」をありのまま見つめる
まず家庭の状況を冷静に見定めることです。
- 家族は分裂していないのか?
- 健康状態・経済状態に問題はないのか?
- 夫婦関係・親子関係の修復・成熟が望めるコミュニケーションは可能か?
- 家のなかが不要な物でいっぱいになっていないのか?
- 望んでいない来客が多くないか?
とくに家庭において、夫婦の性生活ほど大切な問題はありません。
では、なぜ家庭の状況をまず見つめる必要があるのか?
それは毒親性の解放に家族が心の支えとなってくれるからです。自身の毒親性に気づく人は基本的に家族を愛しています。愛していなければ、わざわざ克服が難しい心理の毒親性に気づこうとする人はいないからです。
家族が本当に大切という気持ちがあるから、素直に未熟な部分にスポットを当てられるのです。
今、たとえ深刻な状況であっても家庭環境の現実をまず受けいれることができれば、毒親性を解放しようとする強い気持ちが生まれます。
そしてなによりも重要なポイントは、自分と大切な家族のために毒親性を克服するときは、この先ではなく必ず「今」しかないと知る必要があります。
point【過酷な心理の解放は「今すぐ」と「家族の存在」が不可欠】
step2 自分のどんな部分が毒親だと具体的に認識しているのか?
ある程度、家庭の状況が把握できたあとに実践することは、「自分自身のどんな部分が毒親だと思うのか?」を明らかにすることです。
可能であればメモをとると良いでしょう。(記録することにより問題が視覚化され現実的な解放が進みます。)
毒親の特徴としては
- 異常に怒る
- 説教癖
- 嫌味が多い
- 無意識にコントロールする
- 責任を負わない
- 不誠実に献身を求める
- 逃避傾向
- 権力、名誉などパワー志向
- 奉仕を避ける
- 思い通りにならないと不機嫌になる
- 愚痴、悪口、噂話が多い
- 世間や常識を恐れている
- 暴力
- 無関心
- 無慈悲
- 不満を弱い存在にあたる
など、挙げきることができないほど。
ひとつひとつ問題として感じている部分を明確にします。
家族が問題としているあなたの毒親性ではなく、自分自身が気づいている毒親性を具体的にすることが大切です。なぜなら現段階で家族の指摘を受けても前向きにはとらえられず争いに発展する可能性が高いからです。
できる限り、未熟な自分の一部分にたいして逃げない・素直に・改める気持ちをもって記録しましょう。
point【見たくない現実を受けいれないで治る病はない】
step3 毒親性の解決策を他人ではなく「自分の頭」と「自己責任」でだす
現状の家族問題を把握し、自分自身の毒親の特徴を明らかにしたあとは「ひとつひとつの問題をどうすれば解決ができるのか?」をまず自分で考えて答えを出します。
もちろん、問題の解決に100%正しい回答を導き出すのは簡単ではありません。しかも毒親性は、心の奥底にあるネガティブな心理なので困難を伴うでしょう。
ただ自分自身では解決をひとつも考えず、他人のアドバイスを聞いても、カウンセリングを受けても、メンタルクリニックに行ってもあまり効果は期待できないのです。
それは自分の意見や答えをもたない人は受け身な姿勢であることには変わらず、毒親性という深刻な問題に対処できる姿勢がないからです。
どんな問題でも同じですが、自分で考えない人が人生の壁を乗りこえることはありません。毒親性とは甘い蜜のような側面があります。克服や解放の努力よりも毒親で生きていることの既得権益(不誠実な要求を立場の弱い存在に突きつける人生)が手放せずついつい安易な道を選んでしまうという親が多い実態があるのです。
100%の責任感をもち自分で考えて解決策をだす。その回答に自信がなければ人にアドバイスを求めたり、本を読んだりと客観的な情報を介在させて昇華するように試みます。
この姿勢さえあればなにも心配はいりません。
他人の意見をなにも考えず受けいれれば迎合・投げやり・無責任となってしまいますが、自分の考えをまとめたうえで他人の意見を取りいれれば、責任感のある行動に変化するからです。どのような結果でも責任感のある人は現象を素直に受けいれ、改め、再度挑戦するというプロセスが自然とできるようになります。
point【自分の答えがなければなにも前にすすまない】
step4 陳腐と思える対処でも「すぐ」に行動する
たとえば、『子どもにたいして強い口調で怒る』という行動を毒親性と判断している人がいるとします。「配偶者や他人の責任転嫁をしない」・「自分の頭で回答をだす」・「可能な限り迅速に行う」という基準を崩さなければ、どんなに陳腐だと思うような対処でも構わないのです。
今日一日、いつもの感じで子どもに怒らなかったら大好きなチョコレートをたくさん食べるでも良いのです。
重要なポイントは『毒親性を放置していない部分』に集約されているからです。
「いつもは子どもに強く当たってしまうけれど、チョコレートが食べられるから我慢できた」という現象のなかの『子どもに強く当たらなかった』という事実が毒親の問題にたいして前向きな一歩を現実化させ、これからの解決・進歩に素晴らしい効果をあたえるのです。
前向きな変化を体感した人は、自分の世界を進める楽しさを知るようになりドンドン調和に向けて歩みを早めることができます。
point【止まらないかぎり完治する日は必ずやってくる】
最後に
結果はうまくいかないかもしれません。しかし良いのです。
人間なので安易に一喜一憂するときもあるでしょう。毒親性の解放は前述したとおり歩みを止めないことが大切です。たとえあなたが世界で一番悪い毒親でも、改善の道を歩むかぎり、それは未来にむかって精神を向上させようとする人の輝きがあり、全方向で肯定すべき存在と私は判断しています。
再三になりますが、毒親性をもったまま幸福になることはありません。
そして子どもは自信を喪失させ、たった一度の人生をビクビクしながら生きていくことになります。
今、少しでもこの問題に着手した人は自分と大切な家族の幸せ切符を手にしたも同然といえます。
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