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家庭問題(親子・夫婦等)ヒトコト哲学 62 【家庭の核に関心する親、関心しない親】

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本橋良太です

哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました

 

 

安らぎのある家庭とは、一言でいえば『成熟している家庭』のことです。

幸福や喜びを感じる家庭には、成長・成熟が欠かせません。

 

では、成熟した家庭にするためには、なにが必要なのでしょうか?

 

それは、家庭の核にエネルギーを24時間365日注ぐ大人の存在が必要不可欠なのです。 家族内の個人個人にたいして関心するだけではなく、未来ある家庭のために「今なにをするべきなのか?」と、強く意識する大人が家庭の核を理解している人です。

 

つまり核とは、家庭の精神的な心臓部を意味しています。この心臓部に関心している親と、関心していない親では、家庭の成長・成熟に大きな差が起こります。

 

家庭の核を考えて大切にしようとする大人は、個人的な欲求よりも全体的な利益を尊重しつづけます。

当然、このような大人や親が存在している家庭は、調和していて安らぎを感じられる場所へと成長していきます。

 

しかし、家庭の核よりも個人個人の欲求を優先させる大人が家庭の中心にいては、調和は難しいでしょう。将来的に崩壊する可能性もでてきます。

 

関心とは物理的な仕事・作業ではなく、『いつも気にかけている』という精神状態をつくりあげることです。

とてもエネルギーを消費する作業ではありますが、親の最大の義務といってもいいでしょう。

 

厳しい義務のお話だけではなく、家庭の将来に大きな花を咲かせる行いでもありますので、家庭の核をぜひ意識して欲しいと願っております。

 

 

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