親よりも、自分を大事にしなければいけません。
なぜか?
自分を愛さなければ、やさしい親であっても自分を守る力がないからです。
逆に、不誠実極まりない人間性の低い親だったら、利用されて人生を終えてしまいます。
世の中は、「無条件で親を大事にしなければならない」という、非常に強い観念が存在しています。 もちろん、愛がある優しい親であれば大事にするべきですし、大人になったら守らなくてはならいでしょう。
しかし、もし親に愛がなく、やさしさどころか、常に外の世界に憎しみをもっていたり、蔑みをもっていたりではどうでしょうか?
また、強い攻撃的な感情だけではなく、人生に対しての諦め・無力・自己評価の低さ患っている親であったら?
このような問題を抱える親を、「親だから」という理由で無条件で大切にして、子どもは幸せになれるでしょうか?
答えは否。ただ都合よく利用されるだけです。
「親に感謝」「親を大切にする」という常識は世間の洗脳であり、愛のある親に依存し、甘えている、親の苦労を本気でわかろうとしない 子どもに対して、戒めとする社会的な洗脳である必要があります。
人は自身を真剣に愛して、充実した人生を構築することで幸せになり力がつきます。 もし、愛のない親を無条件で大切にしょう、感謝しようとしたら、大人になった子どもは、問題ある親にふりまわされる人生になる可能性が高いのです。
また、人間が自分より外の世界で幸福を感じるには、血縁関係を乗りこえる必要性もあります。 両親・兄弟・親戚だから大切にしないといけない常識をこえる。 血縁関係を盾にした脅しに屈しない力を手に入れるときです。
私を私が真剣に愛して生きれる道が、誰にも邪魔されずにすすむとき、本来の力が戻り、やさしい親は本当に大切にすることができ、問題のある親でも、色々なことがあったけれど、本当に勉強になったという感謝の気持ちがでてくるのです。
そして、自分を大切にしてくれて、自分もその相手を大切したい、高い人間性をもっている人を真剣に愛するからこそ、生活も充実して幸福を感じられる人生になるのです。
すべては、「無条件で親に感謝しないといけない」という常識を、越えた先に存在します。
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